ボケてきた母からいろいろ学んでおります。
ボケるまで、自分の体をどう扱ってきたか。
栄養の面、フィジカルな面というのも影響は多分にあります。
以前にも述べてきましたが、精神面で言いますと、ボケるきっかけは人生を放棄したくなる何かがあると始まることが多いです。
母も人生の目的を失ったと自分で思ったようで、私はああ、やっぱりと思いました。
つまらない人生を忘れたくてお酒を飲み始めたのでしょう。
何を隠そう、大酒飲みの一家で、それぞれ恥ずかしい武勇伝?がありますが、一番酒豪だったのは母でした。
体は元気でまだ自分で何でも出来ますが、多少ボケが入っているので、自分で買ってきて飲んでいることを聞きますと、かなり曖昧なことを言うかごまかすような、よく分からない言い訳をするのです。
一緒に住んでいる甥が注意して見ていたのですが、隠れて買っていることが発覚し、肝臓の数値に注意しなければとお医者さんに言われているのに、嘘までついて!とついにキレてしまいました。
本人に口で対抗してもダメ!
アルコール依存症はほぼ霊障とも言えますので、では私の番ねということで、
ここは私にまかせなさい!
と頭を抱えて不安げな甥たちを落ち着かせました。
何をするかというと、相手を呼び出して説得。
これだけです。
出てきましたよ、30半ばくらいの男性が。
湾岸施設で働いていたそうです。
アルコール依存症は、たいてい影に隠れて複数の仲間がおります。
この人もそうでした。
あーだのこーだの、言うことを聞きそうもないので、
私の言うことが分かるまで、般若心経が大音響で耳元で鳴り続けるよ!?
とちょっと脅しときました(笑)。
その後どうなったかと言いますと、今はすっかり飲みたいとは思わなくなったようで、これがずっと続くかどうか様子をみております。
ああ良かったねだけではなく、甥たちには、
これはね、バーさんがボケちゃった、あー困った!っていうことではないんだよ?
霊的な意味での勉強なんだから、よく見ておくこと。
人間は人生を放棄すると、潜在的なものが浮上してくるの。
似たような気持ちを持った霊を引き寄せてしまうから、バーさんの場合はアルコールに逃げた、そこに食いついた輩がいたってこと。
このまま維持できるかは本人次第だけど、バーさんのためじゃなくて、むしろあんた達のためなんだよ?
これが理解出来たなら、このレッスンはおしまい。
またなったらどうしよう?っていう不安を持ち続けないこと。
甥たちは納得したみたいですが、霊界の協力あってのことですので、私達の学びが足らないとなれば、また違うかたちで出てくるのでしょう。
こんな感じで対応しております。
同じ問題でお困りの方、必ず解決するとは言えませんが、望みはありますのでご相談ください。