中国との衝突は避けられないのか…という記事が目立つようになってきました。
日中国交樹立後は「お互いに手を取り合って仲良くやっていきましょう、私達も過去のことは問いませんから」と約束し、田中角栄さんのことを農民出身で大変な苦労をして首相になった大先生とさんざん持ち上げ、国民に宣伝したのです。
おかげで民間の交流も盛んになり、関係は改善されたかのような20年が過ぎました。
日本から莫大な援助を引き出し、経済的、技術的な面でのサポートなくして今日の中国の繁栄はあり得なかったというのは、決して日本の傲りからではなく事実であると思います。
しかし、彼らとの感性の違いが圧倒的にありました。
日本人は徹底的に性善説の民族なのです。
日本が弱体化されてお金が引き出せないと分かったら、手の裏を返すような行動。
日本人が驚くのも無理はないでしょう。
しかし、何故60年以上前のことを今さら騒ぎ立てるのか、これは尖閣という領土問題 =エネルギー資源問題と、もう一つは、戦前から山程ある人権問題がだんだん隠せなくなってきているからです。
日本の残虐行為を大声で騒ぎ続けないと、逆に自分たちが世界中から非難されてしまうという自覚があるからです。
チベット問題も去ることながら、挙げていったらきりがないですけれど、その中でも見逃せない問題、ご存知ない方は「法輪功」でちょっと調べてみてください。
おぞましい実態が展開されており、とても近代国家などと言えるような体を成しておりません。
私はこれを知ったとき、本当に中共というのは恐ろしい政府だと思いましたが、あれだけ人権だの正義だのを振りかざしてきたアメリカが、お金のためにこれをまったく無視したことにもっと驚きました。
カナダ政府は頑張っておりますが、移民である華僑が中共に傾いている(恐れに傾いているとも言える)ので、日本の立場は厳しい状況でしょう。
スペインの裁判所が江沢民ら元政府の主要人物5名に逮捕状を出しており、これはチベットに関するものです。
この今の世に、大昔にはやったであろうエゲツない拷問と大量虐殺が未だ行われているという、特に法輪功は臓器移植もからむおぞましい世界が闇で展開されていることを知らずに、知ろうとせずに、世界の覇権はアメリカから中国に…なんぞと呑気なことを言っていられるのでしょうか。
全ては目眩まし、カムフラージュのためです。
日本はもっとお隣の国を知る必要があります。
そして自国のことも…。
重要なことは、政府と国民とは切り離して考えなければならないということでしょう。
私達も自分と日本政府を同列にされたら、たまらないですからね(笑)。
ただし、中国共産党は特別ですので、一般人でも共産党員として、世界中に散らばっているということは心にとめておくべきでしょう。