台風が過ぎていき、各地の被害が報告されておりますが、京都周辺が大変なことになっていますね。
京都だけでなく、各地で突風の被害もあり、これからは竜巻にも注意しなければならないということのようですが、竜巻なんぞどうやって注意したらいいのか、地下室でもあればですけれど、TVの実験で押入れが一番被害が少なかったのを見たことがあります。
ガラスや木片や金属製のものが突き刺さってくるなんぞ、想像するだに恐ろしいことです。
特に平野部が起きやすいとのことですので、今後はそうした地域にお住まいの方々は、竜巻に対しても身を守る術を考えていかなければならないという、なんとも過酷な自然環境になってきました。
水の被害は今後も増え続けると思います。
できるだけ川の側には住まない、山を抱えた住居は避けるということが望ましいですけれど、既に住んでいてどうにもならない方々は、とにかく情報をいち早く仕入れて避難するということ、自治体の情報が遅かったと後で言っても仕方ありません。
自分の身は自分で守るという、自然のルールに基づいた昔の社会に従って生きていく。
基本に戻っていくしかないのです。
自然界が猛威をふるうのは、自然界を無視して生きている人間への警告だと私は思います。
人間が自然を制することなど出来ません。
人災だという見方もあります。
しかし、私は被害者、誰かが加害者だと認めなければ気が済まないというのも悲しい性だと私は思います。
こんな不幸はありません。
自分の責任がどこかに押しやられていて、そこは元から無いことになっている。
見過ごしは必ずあるはずです。
被害者の立場に自分を置くということは、自分のパワーを放棄するのと同じこと。
他者からパワーを奪い続けなければ生きていかれなくなります。
あーすれば良かった、判断が甘かったなど、後悔に苛まれることを避けたいばかりに、他人を責めることで自己責任を放棄してはならないと、私は強く思います。