先程ブルーレイで録画していて、たまたま東京JAZZというのを見てみました。
まだ全部の映像をチェック出来ていないのですが、再放送でVOL1~VOL3まであるうちのVOL3だったようです。
去年の夏に行われたライブのようで、懐かしい人が出てきて思わず嬉しくなりました。
一人は山岸潤史さんというギタリスト。
ご存じの方はきっと50代以上のロックファンでしょう。
もう30年くらい前になりますか。
大阪のライブハウス"バーボンハウス"に出たとき、飛び入りで彼が参加してきたのはいいけれど、ソロが長いは掛け合いは長いは、1時間半のライブが終わりアンコールを数曲やって、既にヘロヘロになっているときに入ってこられ、そこから更に1時間。
全部で3時間のフルパワーライブですよ(>_<)。
最後はスティックを持っていることも出来ないくらい疲れてしまい、落としそうになったのを覚えております(笑)。
ライブが終わってから確か「たこ八」という小さなお店だったと思います。
ちょっとグレードアップしたお好み焼き屋さんに連れていってもらいました。
とても美味しくて感動したのですが、それほどお好み焼きが好きではないのに、お店の名前を覚えているなんて、私としてはあり得ない… 。
いつからか彼はニューオリンズに移住しているとテレビで知り、元気そうで良かったと思っておりました。
それがあのハリケーン"カトリーナ"で街が壊滅してしまったでしょう?
個人的な付き合いがあるわけではないのだけれども、その後どうされているか心配していたのです。
でも元気そうで良かった。
随分と横に広がっちゃって、水木しげるの漫画に出てきそうな感じのおっさんになってました(笑)。
もう一人はトロンボーン奏者の村田陽一氏。
ビッグバンドを引き連れて活躍しているようですね。
ベン E キングとの共演で"STAND BY ME"ではバンドのみで彼は出てきませんでしたが、最後のセッションで演奏が聞けました。
その昔、彼がオルケスタ・デラルスにいた頃、うちのバンドも手伝ってもらっていたことがあります。
デラルスが海外進出するタイミングで彼は脱退したのですが、最後のライブのソロが忘れられません。
場所は渋谷クロコダイル。
私はステージ側からビデオを回していたのですが、確か結婚することが決まっていたと思います。
今では世界的に知られましたけれど、あの時はまだアマチュア。
この先どうなるか分からない、海外に行くといっても自費ですから、
そんなとてつもない夢にかけることは今の俺には出来ない…。
…でもまだ遊んでいたい…。
そんな複雑な想いがよく現れている渾身のソロでした。
トロンボーンが泣いている…。
背中からはっきりと感じられました。
その後、彼はJAZZ方面で活躍しているようですね。
彼のソロは群を抜いていたもの!
でも、おっさんになっててビックリ!
おっと、私もか…(-_-;)。
でも、みんな頑張っているのを見ると、私も頑張らなきゃって思います。
懐かしい人を見かけて、またまた遠い目になるわけです。