先日あちらの方をひさびさに見た話を致しました。
その後、またその通りを通ってみたのですが…案の定、同じ建物がありませんでした。
そこにたどり着く前に、なんかそんな気がしたのです。
初めて通る道ではなく、たまに使う道でしたから…。
灯りのついた工務店の入り口と隣のアパート、反対側の駐車場はジロジロと確認したのでハッキリと覚えており、それを目印に探しました。
アパートの左横には20mくらい奥まったところに一軒家があり、薄暗かったけれどそれもちゃんと見たのです。
その一軒家は確かにありました。
ところが、道に面したアパートは同じ大きさでしたが、造りが違うのです。
私が見た二階建てのアパートの色は薄いレンガ色で、一軒家の方に向けて鉄の黒い階段があったのです。
その階段を昇ってしまったのかを見たので間違いありません。
古いタイプにはよくある造りです。
つまりアパートの各部屋の入り口は階段側、一軒家のある路地に面してあったということになりますが、実際に建っていたのは色は似ているけれどちょっと濃いめ、そして階段などなく、まったく反対側の中央にまとまってありました。
それは比較的新しいデザインの、最近よく見るタイプでした。
あの時の印象で言えば、少しだけ古い感じがしたのですが…はてさて…。
大きさは同じ、色は似ているようでちょっとだけ違う、でも造りは全く違うとはね…。
お隣は工務店などなく空き地でした。
そこでまつ乃さんに、私が見たものは何だったのか聞いてみました。
答えは、時間軸が少しだけ違う世界だそうです。
私が最近そちらに関心が向いているため、接触したとのこと。
次元の違う空間は何度か見たことはありますが、平行した次元を見たのは初めてでしょう。
うーん、厳密に定義するのは難しいなぁ。
次元の違う空間とは、その場所だけ過去の時間だったり、今あるはずのない景色のところに、そこで亡くなったと思われる人がうなだれて立っていたり、見えるはずのない角度で部屋の壁を通り越し、別の部屋にテレポーテーションをしてきた人を目撃したりです。
まあ、あり得るでしょうね。
これからもこういう体験は大歓迎です。