どうでもいい話なんですけどね、TVを付けていたら、また昔の歌謡曲をやっておりました。
マツコDXが出てくるやつです。
なんか、見るつもりないのに、つい見てしまいます(笑)。
そこに出てきたアイドルを見て、
ああ~彼女!
そう言えば!!
って思い出しました(笑)。
誰とは言えませんけど…。
その頃、私は女性だけのサルサバンドをやっていたのですが、ある日そのアイドルの事務所の男性が、何故かバンドに近寄ってきました。
相談があるということでした。
そのアイドルの方向性に困っていて、もう歳も歳だし、このまま続けるわけにも行かない…おたくのバンドに混ぜてくれないかって言うのです(笑)。
その頃はツインとかトリプルボーカルでソロを交互に歌ったりはしていたので、人数が増えたり減ったりはけっこう柔軟だったのですが、ただ歌えるだけでサルサがいきなり出来るわけもなく…。
このオッサンは何を言っているんだろう?
って思いました。
それがね、当人を傷付けたくないから、こうやって根回ししたことはもちろんナイショにして欲しい、あんたがたのライブに今度連れて行くから、自然に出会ったっていう感じにしたい、まずはお友達からお願いしたいっていうことを真面目に言うのです(笑)。
お、お友達になってくれって?
何とも不自然な関係。
プロであろうがアマチュアであろうが関係ないし、そういうの、一番嫌う人間の集まりでしたから、私達にまったく通じない言語をしゃべる人種という印象でしたね。
ビジネスとして、普通だったら契約解除って考えても良さそうですけど、いちおう知名度もあり、いきなり切るわけにもいかなかったのでしょうね。
それにしても、事務所の人も大変だなぁと…。
その後、当人がライブに来て花束をくれたということは覚えておりますが、
で、どうするの?
って感じです(笑)。
私達も扱いに困ってしまうような話でしたので、自然消滅したと思います。
事務所の人は彼女が自然とサルサを好きになり、私もやりたい!とか言ってくれたら御の字だったんでしょうね(笑)。
何かをやりたいという本人の希望が何もないから、こっちも困ってるって言ってました。
彼女はそのあとしばらくして、何故か演歌を歌い始めました。
こっちの方が合ってるんじゃないかと…TVでその姿を見た時に思いました。
あれっ、誰だか分かっちゃったかな?
まあ、そんな話があったのです(笑)。