今日は怒りについて。
怒りについては、何度もHPでは取り上げております。
何を隠そう、私自身がたくさんの怒りを抱えていたので、さんざんな目にあって来ています。
ですので、怒りの波動にはとても敏感です。
隠された怒りにも、すぐ反応します。
自分が何に対して怒っているのか、分かっているならば、それを手放すという作業が必要になります。
この作業については、また別の機会に触れますが、問題なのは、自分の隠れた怒りに気付かない、あるいは認めようとしないケースです。
怒りは肝臓にたまりやすいと言われていて、放置しておけばガンに発展します。
ガンの多くは、怒りや恨み、悲しみをうまく解消できず、自尊心の欠如や人生に絶望感を抱くことがきっかけになることが多いと言われております。
ひとつひとつのケースはさまざまなので、単純にひとくくりにはできませんが、怒りを手放すことにより症状が改善されることは間違いないようです。
波動の法則により、怒りは怒りを呼び込みます。
それが激しければ激しいほど、たくさんの怒りの材料が周囲に集まってきて、よりいっそう怒りの固まりに自分自身がなっていく。
怒りの連鎖反応です。
これは理屈を追いかける人がハマりやすく、物事の正悪をはっきりさせたい人は、なかなか抜け出ることが出来ません。
そこでの問題は、物事を一側面でしか観られないこと。
自分だけが正しいと思えば、永遠に怒りの連鎖からは抜け出ることが出来ません。
なぜ、そのような目に遭うのか、まずは自分をアウトフォーカスして、多角的な視野を広めることが重要です。
突然、人の怒りに触れたなら、まずは自分の中に怒りの種が無かったかチェックをすること。
それでも、見つからない場合は、その人の怒りが消えるよう、怒りをぶつけてきた相手の体全体をピンクの色で包まれるイメージをして、怒りから解放されるよう、祈りましょう。
そして忘れること。
生きていれば、許せないと思うことはたくさんあります。
でも、怒りはずっと抱え続けてはいられないのです。
必ず外に出てきます。
押さえ込むことは、残念ながら解決にはならず、また次の機会を狙って飛び出てきます。